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2012年4月1日日曜日

「子どものくつ」


 暖かくなり、外遊びが楽しい季節になってきましたね。初め て靴を履いて戸外を歩くお子さんもいらっしゃることでしょう。
 子どもの骨は、大人のようにしっかりした骨ではなく、軟骨の 部分が多いので、靴の影響は大人より大きく現れます。“すぐ に小さくなるから”と大きめの靴を買うと、足の発達に好ましく ないだけでなく、歩く姿勢や行動にも影響してしまいます。大 きすぎる靴は歩いていて“かかと“が脱げるため、疲れるだけ でなく運動機能にも影響します。一方、小さい靴は指先が動 かせないため、足にある小さな筋肉の発達が十分に促されません。
 子どもの靴はスタイルやファッション性だけで選ばすに、機 能性に優れたものを選びましょう。1足先に適度な高さと幅に ゆとりがあるもの、2つま先に 0.5~1cm位の余裕があるもの、 3足の甲の部分にひもかベルトがあり、足をしっかり固定出来 るもの、4歩く時の足の屈曲に合わせて、つま先から1/3くら いのところの底面が曲がるもの(適度な強度があるとよい)、5 かかと部分がしっかりしているもの、6通気性がよく洗いやす いものなどなど。お店のシューフィッターやアドバイザーさんに 見て頂くと良いですね。尚、おさがりなど、履きくせのついてい る靴は注意が必要です。お子さんの足はすぐに大きくなります ので、3 ヶ月に 1 度程度は靴が足に合っているか確認しましょう。 


保健師 山室八潮