|ニュース一時預かり病後児保育ほっと れもんてぃフォトギャラリーアクセス
         *こちらのリンクボタンからは、あゆのこ保育園のホームページに移動します。

2014年6月27日金曜日

『何でも自分でやりたがるのに、思うように出来ないと癇癪を起して泣き出し、何をしてもおさまらず困ってしまいます』(2歳前後のお子さんの保護者の方からよくある相談です)


 “こうしたい”という自分の意思がはっきりとし始め、強く自己主張をし始める時期ですね。機嫌良く過ごしていたのに急に癇癪を起して困ってしまったという話はこの年齢ではよく聞かれることです。子どもが癇癪を起すのには殆どの場合理由があります。2歳前後の年齢で多い理由としては『自分でやりたかったのに思うように出来なかった』『行動を制止された』『イライラしていた(眠い、暑い、甘えたいなど)』『邪魔された(動線を遮られた、自分の思いとは違うことをさせられそうになった、玩具を取られた)』などがあげられます。自分の思いを言葉で伝えることがまだ上手に出来ない年齢ですので、どの場合もまずは、子どもが何に癇癪を起したのかを前後の様子から汲み取ってあげることが大切です。

 このご相談の場合の癇癪は、自分でやりたい!出来るはず!と思っているのに、いざやってみると思うようにいかず、ジレンマを感じているからです。自分の思いに能力がまだついていかないことでイライラし、起こる癇癪ですね。

癇癪を起されると、親としてはどうしてあげたら良いものかと困ってしまうこともありますが、プラスに考えてみると 自分でやりたいという意欲が育っているということ。「自分で!」と言いはじめたら、まずは思う存分自分でやらせてあげましょう。そして、思うようにいかず癇癪を起したときには「出来なくて悔しかったのよね。」などと、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。自分の気持ちを理解し、見守ってくれる存在(親)があると、子どもは安心します。すぐには難しくても、思い切り泣いて悔しさを発散すると、子どもなりに気持ちを立て直し、次第に落ち着いてくることも多いですよ。見守っている大人は焦らず、どっしりと構えてしまう方が良いと思います。そして、「やって」と甘えてきた時には、やり方を伝えながら丁寧に手伝ってあげると、次第にその方法を覚えていくのでお勧めです。

また、子どもが癇癪を起している様子から“これは助けを求めているのかな?”と迷われた時には、手を貸す前に「お手伝いしようか?」と聞いてみることもお勧めです。この一言があるかないかで、お子さんの反応が大分違ってくることがありますよ。手助けするときのポイントとしては、大人が全てをやってしまうのではなく、子ども自身が 出来た!という手ごたえが感じられるようにサポートすることを心がけると良いと思います。子どもは成功体験を得て、喜びを一緒に分かち合ってもらえることで、次の意欲へとつながっていきます。   
 
参考文献:厚生労働省編(2008)『保育所保育指針解説書』 
プチタンファン編集部編(1999)『ハチャメチャ2歳児』婦人生活社