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2016年3月30日水曜日

「うずらちゃんのかくれんぼ」

きもと ももこ/ 作  
 (福音館書店 1994年 2月発行)
 
 仲良しのうずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼをして遊ぶお話です。「もういいかい」「まあだだよ」の繰り返しのリズムが心地よく、かくれんぼをして楽しむ様子が表情豊かに描かれています。身体の色や形に似ているところに上手に隠れているので 「ここにいるよ!」「みーつけた!」などと一緒にかくれんぼをしている気持ちになって、見つける楽しさも味わえます。夢中になって遊んでいたうずらちゃんとひよこちゃんですが、かくれんぼの最後には突然雨が降ってきて、おうちに帰れなくなるトラブルも…。悲しくなって涙が出てきてしまいますが、お母さんが二人のことを見つけてくれたことで満面の笑顔になります。きっとほっとしたのでしょうね。お母さんに話を聞いてもらいながら帰っていく姿や、お母さんの身体にぴったりとくっついて安心しきった表情で眠ってしまう姿がとても微笑ましく、愛らしいです。そんなうずらちゃんとひよこちゃんの姿がお子さんの姿と重なって見える方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

子どもにとって安心できる心安らぐ場所は、お父さん、お母さんのもとです。そして、それはいくつになっても決して変わらないのですよね。子どもが自ら新しい世界に飛び込んでいこうとしたり、挑戦しようといる時にはその力を信じてそっと見守り、少し疲れたり躓いたりして戻ってきた時にはその気持ちに寄り添い抱きしめてあげたら、きっとそのぬくもりでお子さんは安心し、次への力を充電することが出来るのでしょう。お子さんだけでなく、お父さんやお母さんも、時にはお子さんに抱きしめてもらい、充電するのも良いですね。

かくれんぼの楽しさと同時に親子の絆と温かいぬくもりが感じられるそんな素敵な絵本です。