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2016年3月30日水曜日

「“なんで?”“どうして?”の質問攻めにどう答えたらいいですか?」(3歳~5歳頃のお子さんに多い相談です)


3歳くらいになると、話し言葉の基礎ができ、日常生活の中での言葉のやり取りが不自由なくできるようになってきます。言葉の数もぐんと増えてくるので、お話が上手になってきたと感じられる方も多いのではないでしょうか。問いと答えの関係も分かるようになってくるので、言葉のやり取りも楽しくなってくる時期です。「なんで?」 「どうして?」 などと盛んに質問するのは、理解できる言葉の数が急激に増えてくるのと同時に、周囲の事物への興味がますます広がり、知的興味や関心が高まってきたからこそのことなのです。つまり、「なんでかな?」 と、子ども自身が自分で考えようとする力がついてきたという証でもあります。

子どもが何度も同じ質問をしてくる理由として、大人の説明を「うん、うん」とは聞いているものの、理解するには難しかったり、一度聞いただけでは分からなくて、「なんで?」という質問に戻ってしまっているということが考えられます。出来るだけその時に、分かりやすい言葉で伝えるようにしましょう。説明することが難しかったり、どう答えたら良いか困ってしまった時には、子ども自身が考えられるように投げかけてみても良いですね。「なんでだろうね、不思議だねぇ。ママにも分からないなぁ。〇〇ちゃんはどう思う?」などと、お子さんが疑問に思っていることに共感し、お父さんやお母さんが感じることをそのまま言葉で返してあげるのも良いと思います。大人が思いもよらないような意外な答えがお子さんから返ってくることもあり、この時期ならではの会話を楽しめます。質問の内容によっては絵本や図鑑などで一緒に調べてみたり、実際に見に行ってみるのもお勧めです。そういった経験を積み重ねていくことで次第にお子さんが自分で調べてみようという意欲が見られるようになります。

また、「なんで?」と聞くと答えてもらえること、そのやり取りが楽しくて繰り返し質問していることがあります。言葉を返してもらえるということはとても嬉しいことです。同じことを何度も質問してくると、“また…”と思ってしまうかもしれませんが、お父さんやお母さんに甘えてあれこれ質問している場合もありますので、おおらかに受け止め、会話を楽しめるようなやり取りをしていきましょう。

参考文献:厚生労働省編(2008)『保育所保育指針解説書』
加部一彦・佐々木聰子監修(2008)『NHKすくすく子育て QAですっきり!育児のお悩み解決BOOKNHK出版 他