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2015年12月28日月曜日

「人見知りが強く、母親以外の人だと泣いてしまうので困っています」(7・8ヶ月~1歳代のお子さんによくある相談です)


人見知りはお母さんやお父さんなど、自分の身近にいる人の顔が分かるようになり、その他の人との区別がつくようになってくると見られるようになる発達の姿です。ですから知らない人に急に顔をのぞき込まれたり、声をかけられたりすると不安になって泣いて助けを求めるのです。人見知りが始まると、お子さんがお母さんにべったりになってしまったり、泣いてしまうことがどうしても増えていくので、それまでの育児と比べて大変になったなと感じる方もいらっしゃることと思います。でも、人見知りが見られるようになったということは、それまでにお子さんとお母さんとの間に愛着と信頼感がしっかりと育ってきているという証でもあります。“人見知りが見られるくらい成長したのね”と、お子さんの成長を喜び、おおらかに見守っていけると良いですね。

しかし、そうはいっても かわいいわね と、声を掛けてくれる近所の人や、孫に会うことを楽しみにしているおじいちゃんやおばあちゃんに対してもひどく泣いてしまったりすると、お母さんとしてはちょっと申し訳なくなってしまったり、居たたまれない気持ちなってしまったりすることもあるのではないかと思います。人見知りが始まったら、まずはお子さんを安心させてあげることが大切です。“この人は誰かな?どんな人かな?”と、お子さんは観察しますのでまずはお母さんやお父さんが相手の方と笑顔で楽しげに話している姿などを見せてあげることがお勧めです。お母さんやお父さんがリラックスして親しそうに過ごしている姿を見ると、この人は大丈夫な人と分かり、お子さんは安心し、次第に緊張していた表情が和らいだり、体の力が抜けたりしていきます。この時期にお子さんと初めて会う人や久しぶりに会う人には、予めお子さんに人見知りがあることを伝えておき、「すぐに目を合わせたり、声を掛けるとびっくりしてしまうので、子どもが慣れるまで少し待ってね」などと伝えておくと良いかもしれませんね。相手もお母さんとお子さんの状況が分かり、戸惑わずに済むかもしれません。

人見知りと一言で言っても、成長や発達には個人差があるので、出始める時期も表出の仕方や度合いもそれぞれです。ひどく泣いて訴えるお子さんもいれば、あまり泣くことはせず表情を硬くしてじーっと相手の顔を見て観察するお子さんもいます。子どもの発達の一過程ですので、余り構えずにゆったりと見守っていきましょう。

 参考文献:加部一彦・佐々木聰子監修(2008)『NHKすくすく子育て QAですっきり!育児のお悩み解決BOOKNHK出版
田中真介監修(2009)『発達が分かれば子どもが見える-0歳から就学までの目からウロコの保育実践-