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2015年9月30日水曜日

「乳幼児突然死症候群」

 乳幼児突然死症候群という言葉をお聞きになったことはありますか。

「乳幼児突然死症候群(以下SIDS)は、それまで元気だった赤ちゃんが、眠っている間に突然死亡してしまう病気」1)です。日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月の赤ちゃんに多く発症しています。その内訳は生後2ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんが全体の約8割を占めています。SIDSの原因は不明ですが、研究から男児、早産児、低出生体重児、冬季、早朝から午前中に多いこと、うつぶせ寝や両親の喫煙、人工栄養児で多いことが分かっています2)

 こうした研究結果を受け、全国的に以下のような普及啓発活動を行っています。①できるだけあおむけ寝で育てましょう、②たばこは止めましょう、③出来るだけ母乳で育てましょう、④赤ちゃんを暖めすぎないようにしましょう(衣類の着せすぎに注意しましょう)、⑤できるだけ赤ちゃんを一人にしな いようにしましょう、などということについてです。このような啓発活動を行い、SIDSの発症は年々減少傾向にあるようですが、現在も年間約150人程度の赤ちゃんがこの病気で亡くなっているのです(平成23年で148人)。

 あゆのこ保育園でもSIDSの発生予防に尽力しています。睡眠時には出来るだけあおむけ寝で、衣服が首を絞めつけないように注意しています。また、スタイは必ず外し、口や鼻を塞がないようタオルや布団が顔にかからないよう細心の注意を払っています。さらに、睡眠中は必ず保育士がそばで見守り、5分ないしは10分毎に子どもの呼吸を確認しています。ご家庭でお子さんを常に見守っていることは難しいかと思います。SIDSの危険因子は直接的な原因ではないので、必要以上に不安に思う必要はありませんが、少しでもSIDSの発症リスクが低減できるよう、予防していきましょう。    

参考文献 1)、2) 厚生労働省 :http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html