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2014年10月1日水曜日

『お友達のことを叩いたり、押したりしてしまいます。どうしたら良いでしょうか?』(2歳前後のお子さんの保護者からよくある相談です)


2歳くらいになると、自分が今何をしたいのか、どうしたいのか、という意思がはっきりとしてきます。
 
 お子さんがご相談のような行動をした時、何か理由はありませんか?
 
 例えば「友達が使っている玩具が使いたかった」 「遊んでいる玩具をとられてしまった」 「使っている玩具を取られるかと思った」 「集中して遊んでいたところを邪魔された」 「自分の遊んでいるスペースに急に入ってこられた」 「目の前を横切られた(動線を邪魔された)」 「順番を抜かされた」 など、何か理由があることが殆どです。出来れば子どもが“叩く、押す”などの行動に移す前に止めてあげ、大人が子どもの気持ちを代弁してあげられると良いですね。

この年齢の子ども達は自分の気持ちにとても素直です。そして簡単な言葉のやり取りは少しずつ出来るようになってきますが、自分の気持ちの伝え方は上手ではありません。叩いたり、押したりしてしまった時には、 「○○したかったの?でも叩いたら痛いよ。」 「あの玩具が使いたかったのよね。今はお友達が使っているから“貸して”ってママと一緒に聞いてみよう。」 などと、子どもの気持ちを汲み取ったうえで、どうしたら良いのかを分かりやすい言葉で簡潔に教えてあげましょう。

感情が高ぶってしまった時には、お父さんやお母さんの言葉が耳に入らなくなってしまうことも時にはあるかと思います。そのような時には、まずはお子さんの気持ちが落ち着くようにしてあげることがお勧めです。この時、強い口調で叱ったり無理に言うことをきかせようとすることは逆効果です。ますます混乱してどうしたら良いのか分からなくなってしまうこともありますので、クールダウン出来るように子どもの気持ちに寄り添って、穏やかな口調で声を掛けるようにすると良いでしょう。

喧嘩などのトラブルが起きた時には、お父さんやお母さんが仲介に入り、“叩いたり、押したりしなくてもこういう風に伝えれば、相手に自分の気持ちが伝わるのよ” という方法(言葉での伝え方)を、その都度、根気よく教えてあげて下さい。2歳前後という年齢では教えたからといってすぐに出来るようにはなりませんが、子どもは信頼できる身近な大人が示す、その方法を見たり、聞いたりしていくことで、次第に他者とのコミュニケーションに必要なことを学んでいきます。

     参考文献:大豆生田啓友(2011)『よくある疑問を集めた これでスッキリ!子育ての悩み解決100のメッセージ』 すばる舎 
           岩立京子監修、NHK編(2010)『NHKすくすく子育て育児ビギナーズブック しつけ』 NHK出版