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2014年3月30日日曜日

『座って食べることって難しい』


お子さんが歩き始めると、気になるものがあるとすぐに動いてしまい、落ち着いて座って食べることが難しいことがあります。椅子の上に立ってしまったり、後ろを向いてしまったり、困ったなぁと思われる方も多いでしょう。座って食べることはお子さんに伝えていきたい食事のマナーの一つですね。落ち着いて座って食べる環境作りから始めましょう。

まずは机と椅子の高さをお子さんに合わせます。背もたれがあり、足がしっかりとつく安定感があるものが良いです。足が浮いていると落ち着いて食べることができないので、足裏が床(ハイチェアーの場合はのせ板)にしっかりとつくように調節してあげましょう。また机の高さも、座った時に胸の高さになるくらいに座る座面を合わせます。座面が広すぎる場合は背中にクッションを入れるれるなど調節してあげると落ち着いて座れます。そして、お子さんが食事に集中できるよう、お子さんが気
になってしまう玩具は見えないところにいったんお片付けしたり、テレビなど気になる音は消しましょう。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつで食事の時間の区切りをつけ、“玩具で遊ぶのは「ごちそうさま」してから“ということを、お子さんに根気強くお話していきましょう。

落ち着いて食事を食べるためには、お腹が空いていること、食事が楽しいと思えることが大切です。お腹が空いていないと食べる気も起りませんし、それよりも遊びたくなってしまうからです。少しずつ生活リズムができてくる時期ですから、日中は体を動かしてお腹を空かせるなど、お腹のすくリズムを作りましょう。そして、子どもは真似をすることが大好きですから、お父さん、お母さんと一緒に食べること、大人が食べる見本となってお子さんに“おいしい”“一緒に食べると楽しい”を伝えていきましょう。お友達と一緒に食べることも良いですね。

参考:小池澄子監修(2010)『いちばんやさしい きほんの幼児食』成美堂出版