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2013年3月25日月曜日

「外遊びは楽しい」

 暖かくなり、外遊びに適した気候になりました。歩き始めのお子さんも風を肌で感じ、お散歩など、外遊びを 楽しむ良い時期です。
 外遊びは身体機能(運動機能、 目の発達、耳の発達など)の発達だけではなく、心や社会性、認知能力など様々な発達に影響していると考えられています(幼児期運動指針より)。
  1 年ほど前になりますが、文部科学省より「幼児期運 動指針」が出されました。
 この背景にはさまざまな社会 環境の変化がありますが、身体を動かす機会の減少傾 向が伺われ、結果的に幼児期からの多様な動きの獲得 や体力・運動能力に影響していることから、運動習慣の 基盤づくり、幼児期に必要な多様な動きの獲得や体 力・運動能力を培うことが目的です。
 ここで示す幼児と は3歳から6歳の小学校就学前のお子さんとし、「毎日、 合計 60 分以上」身体を動かすことが望ましいことを目安 としています。但し、時間だけが問題なのではなく、 様々な遊びを中心としてお散歩やお手伝いなど、多様な動きの経験が大切としています。必ずしも外遊 びを限定しているわけではありませんが、外でなければ できない“遊び”や“経験”がたくさんあるのではないで しょうか。
 3歳未満のお子さんは、“運動習慣の基盤づく り“として、”身体を動かすことが楽しい“と思える遊びを たくさんさせてあげたいです。
 「幼児期運動指針」については、ほっと れもんてぃ でもミニ育児講座で取り上げさせていただき、パンフレ ットも紹介させて頂いています。
 まだまだ体調を崩しや すかったり、寒い日や暑い日などは、長時間外で遊ぶ ことが難しい年齢だと思いますが、外遊びはお子さんに とって心身の発達を促す大切な遊びのひとつです。また、大人もお出かけをすることによって楽しい気分になったり、ちょっとした気分転換ができることと思います。
 赤ちゃんや子どもも同じです。無理のない範囲で、お子さんと一緒に外の空気に触れてみましょう。


  引用・参考:幼児期運動指針(文部科学省HP)   http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319192.htm


 保健師 山室八潮