食事中に熱いお味噌汁やスープなどをこぼしてやけどをする、暖房器具に触れてやけどをする、ポットや炊飯器の蒸気などでやけどをする、携帯用カイロやホットカーペット・湯たんぽなどで低温やけどすることがあります。
いろいろな物に興味を示し触れようとする乳幼児期のお子さんの怪我には注意が必要です。
やけどはまず冷水で冷やしましょう。水膨れが出来てしまった場合は、水膨れを破らずに痛みがやわらぐまで 10分~15 分程度は冷やしましょう。
服の上からやけどをしてしまった時は無理に服を脱がそうとせず、服の上から冷やして下さい。低温やけどは皮膚の表面が普通のやけどのように赤く腫れたりしていなくても皮膚の内部に傷が及んでいることがあります。
ホットカーペットは高い温度設定の状態で、同一体位で過ごさないこと、カイロや湯たんぽは直接肌に触れないようにしましょう。
やけどの範囲が広い場合、やけどが深い(傷が深い)場合は、迷わずに医療機関にご相談下さい。
保健師 山室八潮