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2013年2月1日金曜日

『0〜2歳児の食具1』

 離乳食の段階から「自分の意志で食べようとする力を育てる」ことが大切であることを前号(8月)にお話しました。その方法の一つとして、スプーンやフォーク(食具)を使うということがあります。離乳食の時期は、お母さんが介助して、お子さんの口にごはんを入れてあげていることが多いと思いますが、徐々に自分から食べられる(子どもが自ら口をスプーンに近づけてパクッと食べる)ようにしましょう。
 また、手を洗うこと、エプロンを付けることなどを お子さんが出来る範囲で協力してもらう(協力動作)ように促すと良いですね。自分でやりたい意志 が出てきたら、どんどん食材に触れてみましょう(手づかみ食べ)。
 そして、スプーンなどの食具に興味 が出てきたら、持たせてあげましょう。まだまだ上手には使えないと思いますので、遊んでしまうようで あれば、食具を使うよりも手づかみ食べを十分にさせてあげて下さい。一般的に、お子さんが1握力 がある程度つき、指先でつまむことができる、2手首の返し、ひねりができる、3肘が動き、肩が上がることができるようになったら、スプーンの練習を始める目安です。スプーンの上に食材をのせてあげて口まで運ぶことから手助けしてあげましょう。

 次号では食具の持ち方についてお話します。

 参考・引用:「いただきます ごちそうさま」Vol.40、2012