“よだれが多くて、大丈夫でしょうか・・・?”とよく質問を受
けます。よだれは、口の中に分泌された唾液が口の外にあ
ふれた状態を言います。生後 3~4 ヶ月ごろになると分泌量
が増え、成長すると1日に 1~1.5lも分泌されるようになりま
す。赤ちゃんは大人と違って頬や口の周りの筋肉、唾液を飲
み込む機能が未発達であるために、よだれとして唾液が出
てしまうのです。よだれの多いお子さんは、頻回によだれか
けを変えなければいけなかったり、肌が荒れてしまったりする
こともあるかと思いますが、唾液は虫歯予防の意味でも大切
な役割をしています。
唾液は、消化酵素を含み、食べ物の嚥下や消化を助ける 他、口の中を清潔に保つ(食べ物のカスを洗い流して口の 中を綺麗にする)役割をしています。また、唾液にはカルシウ ムなどのミネラルが含まれている為、歯の石灰化を促し、ごく 初期の虫歯なら治してくれる力もあるのです。また、口の中 の乾燥を防ぎ(粘膜を保護している)、ウイルスや細菌が侵 入することも防いでくれています。
口内炎など炎症の際や歯の生えはじめの時は、よだれが 多くなったりと、よだれの量にも波があります。唾液を上手に 飲み込めるようになれば、よだれはなくなりますので、肌荒れ に注意しながら、暖かく見守っていきましょう。
唾液は、消化酵素を含み、食べ物の嚥下や消化を助ける 他、口の中を清潔に保つ(食べ物のカスを洗い流して口の 中を綺麗にする)役割をしています。また、唾液にはカルシウ ムなどのミネラルが含まれている為、歯の石灰化を促し、ごく 初期の虫歯なら治してくれる力もあるのです。また、口の中 の乾燥を防ぎ(粘膜を保護している)、ウイルスや細菌が侵 入することも防いでくれています。
口内炎など炎症の際や歯の生えはじめの時は、よだれが 多くなったりと、よだれの量にも波があります。唾液を上手に 飲み込めるようになれば、よだれはなくなりますので、肌荒れ に注意しながら、暖かく見守っていきましょう。
保健師 山室 八潮