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2016年3月30日水曜日

「薄着のすすめ」


外遊びにはとても良い季節になってきました。しかし、朝と昼の気温差が激しい時期でもあります。朝は寒いため、ついついたくさんの衣服を着せてしまいがちですが、お子さんは暑がっていませんか?

皮膚には、外の温度を脳に知らせ、体内の温度をいつも一定に保とうとする働きがあります。暑い時は皮膚の血管を広げて血液の流れを多くし、体温を発散させようとします。それでも不十分なら汗をかいて体内の余分な熱を発散させ、体温を下げようとします。反対に、寒い時は皮膚の血管を収縮させて熱を逃さないようにしています。

子どもはこのような体温を調節する機能や、汗腺の発達が十分ではありません。そして、新陳代謝がとても活発で、運動量も多いので、大人よりも汗をかきやすく体温が高めです。これからの時期は
”大人より1枚少なく”がちょうど良いのです。

季節によっても異なりますが、23ヶ月頃までの赤ちゃんは“大人より1枚多く”、寝返りの頃は“大人と同じ枚数”で、ハイハイなどの動きが活発になったら“大人より1枚少なく“を目安に衣服を調節することをお勧めしています。朝晩に肌寒く感じる日は、上着で調節できると良いですね。

また、「暑い」、「寒い」と言えない年齢のお子さんは、汗をかいていないか、顔色、四肢の皮膚温などを確認し調節してあげる必要があるかと思います。肌が外気に触れ「暑い」、「寒い」という刺激を受けることで、皮膚神経の発達が促されます。外気にたくさん触れることができると良いですね。