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2015年12月28日月曜日

「おちんちんのケア」


“おちんちん”のことをご存知ですか?女の子の陰部もそうですが、“おちんちん”も清潔にしておきたい部分です。日本人の赤ちゃんのほとんどは包茎(生理的包茎)ですが、包皮の内側と亀頭の間に白いカス(垢)が溜まり、雑菌が繁殖するために亀頭包皮炎(おちんちんの先端または全体が赤く腫れる)や尿道炎を起こしてしまうこともあります。また陰嚢のしわの部分に汚れが溜まり赤くただれたりすることもあります。こまめにオムツ交換をしたり、お風呂に入った際などに包皮をむいて清潔にしてあげましょう。そして、排泄が自立したら自分自身で包皮をむいて清潔にできるようにお子さんに少しずつ教えてあげましょう。こうして赤ちゃんの頃から“おちんちん”のケアをしていると清潔が保たれ、男の子によく見られる“おちんちんいじり”が激減すると言われていますし、包皮がむけていると、お子さんが大きくなった時のトラブルが回避できます。

 乳幼児に見られる“おちんちんいじり”は、遊びの間などにおちんちんを触ることですが、みっともないことでもイヤらしいことでもなく、どのお子さんも経験するごく自然なことで、なんだろう?と確かめている行為でもあります。お子さんには、「おちんちん触っているとばい菌が入って痛くなるよ」などと説明したり、「手を洗ってからね」など、触っていることに対して厳しく叱らずに見守っていきましょう。また、“おちんちんを触っていると安心する”、“触ることで寂しさやストレスを紛らわしている”と感じる様子があれば、お子さんの気持ちを受け止め十分に甘えさせてあげてください。こうした男の子のデリケートな部分は、男の子を授かったご家庭も、そうでないご家庭も知っておいて頂き、温かく見守ってあげて欲しいと思います。     


参考:岩本妙子監修・指導(2015)『本人が大人になって悩まないおちんちんケア』株式会社アイテック