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2015年12月28日月曜日

「あかちゃんがやってきた」


角野栄子/ 作  はたこうしろう/
 (福音館書店 2009年 10月発行)

「うちに赤ちゃんが生まれるよ」と知ったとき、子どもはいったいどう感じるのでしょう?きっとそれぞれ感じ方は違うことでしょう。


この絵本の主人公の男の子はお母さんのお腹に話しかけたり、もしも弟だったらこんなことをして遊ぶんだ!と想像を巡らせて赤ちゃんの誕生を楽しみにします。でも、ふとした時にお母さんは僕よりも赤ちゃんの方が可愛いのかなと拗ねてしまったり、赤ちゃんの物を沢山買い揃えている中、僕に買ってくれたのは 1個だけと、その数で愛情を比べてみたりすることも。楽しみな気持ちとちょっと心配な気持ちの間を行ったり来たりしながら赤ちゃんの誕生を待つ、そんなお兄ちゃんの複雑な思いがこの絵本の中には描かれています。きっとこうしてまだ見えない存在を受け入れる準備を子どもなりにしているのだろうな…ということが感じられる絵本です。
赤ちゃん返りもそのひとつですね。上のお子さんにとっては新しい家族を受け入れ、自分の場所を確認する為の必要なプロセスなのでしょう。ご両親にとっては少し大変な時期かもしれませんが、お兄ちゃんやお姉ちゃんが甘えてきた時にはぎゅっと抱きしめて「○○ちゃんのことが大好き!」 「○○ちゃんが一番かわいい!」などと時々そっと耳元でささやいて、伝えてあげると良いかもしれませんね。ご両親からの言葉にお子さんがほっと安心するのではないでしょうか。