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2015年7月1日水曜日

「公園や遊び場に行くと帰りたがらなくて困ってしまいます」(1歳~2歳代のお子さんの保護者からよくある相談です)


公園や支援センター、児童館は子どもにとってとても楽しい場所ですよね。

 1歳後半に入った頃のお子さんをお持ちの保護者の方から、「今までは“帰るよ”と声を掛けると嫌がることなくスムーズに帰れていたのに、急に嫌がるようになって」というお話をよく伺うことがあります。この時期は、自我が芽生え始め、自分の意思をお母さんやお父さんに伝えたいという欲求が高まっていき、こういった姿が見られるようになってくるのです。お母さんやお父さんにとっては困ったと感じることかもしれませんが、これはお子さんの心が成長している証でもあります。ですから“時間になったから帰りますよ”と、急に伝えるのではなく「たくさん遊んだからお腹が空いてきたね。ご飯、何食べようか?」などと声を掛け、そろそろ帰りますよという雰囲気をさりげなく匂わせたり、「お家に帰ったら○○して遊ぼうか」「消防車を見ながら帰ろうか」などと次の楽しみを伝えたりしていくと良いでしょう。期待感から気持ちがうまく切り替えられると思いますよ。また、お気に入りの玩具や人形に「お留守番していてね。行ってきます!」などと声を掛けてから出掛けるのもひとつの方法です。「そろそろ玩具が早く帰ってきて欲しいなって、きっと待っているよ」などと声を掛けると“帰らなくちゃ!”という気持ちになるかもしれませんね。

2歳代に入ると、自我が育ち、強く自己主張することも多くなっていきます。思い通りにいかないと、「帰らない!」と言って泣いたり、癇癪を起したりすることもあるかと思います。帰らなくてはいけないことは分かっていても、自分の思いが一番な時期ですので、気持ちの折り合いをつけるまでには時間がかかります。まずは子どもの気持ちを受け止め、肯定してあげましょう。まだ言われていることを理解できないのは?と思われる方もいるかもしれませんが、大人が思うよりも理解しているものですよ。「楽しかったね。」「もっと遊んでいたかったのよね。」などと受け止めてもらえると“パパもママも僕(私)の気持ちをちゃんと分かってくれている!”と安心します。その上で、「じゃあ滑り台をあと3回滑ったらおしまいにして帰ろうか」などと、もっと遊びたかった子どもの気持ちに寄り添ってあげると良いでしょう。少し時間の余裕をもって声を掛けられるとお互いにイライラしなくて済むのでお勧めです。子どもの成長に合わせて対応の仕方を変えていくと良いでしょう。
 
参考文献:加部一彦・佐々木聰子監修(2008)『NHKすくすく子育て QAですっきり!育児のお悩み解決BOOKNHK出版 /  厚生労働省(2008)『保育所保育指針解説書』