エリック・カール/ 作 もりひさし/ 訳
(偕成社 1986年 12月発行)
月や星がきれいにみえる季節ですね。
このお話は、主人公のモニカが、“お月さまと遊びたいな“と思ったことから始まります。すぐ近くにあるように見えるお月さま。でも、パパに抱き上げてもらい、手を伸ばしてみても、お月さまには届きません。そこでモニカは「パパ、お月さまとって!」 と、お願いします。パパはモニカの望みを叶えるために、とてもなが~いハシゴを持ってきました。パパはお月さまをとってくることが出来るのでしょうか?
空にあることが当たり前の月ですが、もしもとってくることが出来たら…そんな想像をするとちょっと楽しくなってきませんか?空に浮かぶ月が子どもには一体どんな風に見えているのでしょう。大人が思いつかないような想像をして見上げていることもあるかもしれませんね。“もしもこんなことが出来たら…” と、想像することが楽しくなる、夢のあるおすすめ絵本です。