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2013年6月25日火曜日

『なりたいものだらけ』


 
作:ジェリー・スピネッリ  絵:ジミー・リャオ
           訳:ふしみみさを  
(鈴木出版 2013年 1月発行)


皆さんは小さな頃、大きくなったら何になりたかったですか?
この絵本に出てくる主人公の男の子は、大きくなったらなりたいものがいっぱい!“おばけカボチャやさん”に“タンポポのわたげふきやさん”、“かみひこうきとばしやさん”に“こいぬだっこやさん”…その他にもなりたいものが沢山ありますが、どれも大人の想像を
超えるようなユニークなものばかり。子どものイメージの世界が垣間見えるとても楽しい絵本です。
子どもはとても純粋で、想像力豊かです。一緒に過ごしていると、思いもよらないような発想に驚かされる、なんて経験はありませんか? 時には、子どもの言っていることが大人には冗談のように聞こえてしまうこともあるかもしれませんが、実は子どもは大真面目。とても真剣だったりします。
なりたいもの、夢を持てるということはとても素敵なことですね。 “わたし、○○になりたいな”と、子どもがお話してくれたら、否定せずに是非子どもの声に耳を傾けて頂けたら、と思います。そして、子どもの思い描く夢の世界を一緒に想像して楽しんでみてはいかがでしょうか。
ページをめくるごとに思わず笑みがこぼれてしまう、親子で一緒に楽しむことが出来るユーモアたっぷりの絵本です。
保育士 小島真由美