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2012年4月1日日曜日

『いちにのさんぽ』


 作:ひろかわさえこ
   (アリス館 1999年 3月発行) 



 『いちに いちに いちにの さんぽ..』と、散歩に出 掛けると、アリや犬、クマに出会います。そして、誰かに 出会うたびに『いっしょに おさんぽ しましょうか』と誘 い、どんどん一緒に散歩をする友だちが増えていくというお話です。
 簡単な言葉の繰り返しでお話しが進んでいくので小さ な子ども達にも分かりやすく、またリズミカルな言葉の繰 り返しからは、心が弾むような楽しさも感じられ、絵本を読んでいると散歩に出掛けたくなってくるお話です。
 小さな子ども達にとって、外には好奇心をかき立てら れるものがいっぱい!道端に落ちている何の変哲もな い小石も、肌を撫でる風も、小さな虫や建物、車...目に 映るもの、肌に感じるもの全てが子ども達には興味の対象です。
 これから散歩にはとても良い季節になりますね。 “今 日は誰(何)に出会えるかしら?”と、親子でゆったりと散 歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 心がウキウキと軽やかになってくる、そんなほのぼのと した温かさが感じられる絵本です。


保育士 小島真由美